パリ五輪の選手が発表されました

【全仏オープンの結果からランキングが発表され、出場選手リストが徐々に出てきました】
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パリ五輪は7月27日から8月4日まで、全仏オープンが行われた赤土のローランギャロで開催されます。出場枠は男女共にシングルスは64ドロー、ダブルスは32ドローで、ミックスダブルスは16ドローでマッチメイクされます。国際テニス連盟(ITF)の規定で1カ国からは最大で4選手が出場できると定められていて、シングルスの64人のうちダイレクトに入れるのは上位56人とされています。ITFは早速各国の出場枠に入った選手をSNSで紹介し始めました。スペインからはウィンブルドンを取りやめたナダルも掲載されています。

【イギリスはマレーが過去の金メダリストの枠で出場できることを表明しました】
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今季での引退が示唆されているマレーですが、ダブルスにも兄のジェイミーと組んで出場したいなどと発言をしているようです。2012年のロンドンと、2016年のリオデジャネイロの2大会で連続金メダルを獲得したマレーらしいスタンスですね。

【日本からは錦織圭と大坂なおみが選出されました】
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https://thedigestweb.com/tennis/detail/id=81686
プロテクトランキングで錦織は48位、大坂は46位。それが考慮され、まずはこの二人の日本人選手が選出されました。ITFはここから各国のテニス協会に打診し、出場希望選手を選抜していきます。東京の時もそうでしたが、ここからカットラインがどんどん低くなっていくので、男子の西岡良仁、ダニエル太郎、女子では日比野菜緒、内島萌夏にまで枠が広がる可能性もあります。圭さんが出場すれば08年北京、12年ロンドン、16年リオデジャネイロ(ナダルに勝って銅メダル)、21年東京、そして24年パリと5大会連続となります。